第1章 国を支えた淑女
<魏 - 卞氏 ->
曹操の妻。曹丕(魏の初代皇帝)、曹彰、曹植、曹熊の母。もと側室であったが、正妻に子がなかったことから、
曹操が魏王になるに伴い、正妻となった。非常に慎み深い性格であり、曹操を影から支え続けた。
<蜀 - 麋夫人 ->
劉備の第二夫人。麋竺の妹。蜀漢の後主劉禅の母。徐州の陥落により劉備・関羽・張飛が離散した
際には関羽に伴われて曹操の元に身を寄せ、劉備が袁紹の元に身を寄せていることを知るや、
関羽に伴われて魏を脱出し、劉備の元へ戻った。
のち、長坂の戦いでは劉禅(阿斗)を抱いて逃げるが負傷し、趙雲が救出に来ると
劉禅を預け自らは足手まといにならぬよう井戸に身を投げた。
<呉 - 呉国太 ->
孫権の第二夫人。正妻呉夫人の妹。孫朗、孫夫人(孫尚香・のちに劉備の妻)を生んだ。
姉の死後はその息子孫権の母代わりとなり、曹操の南征に際しては交戦か降伏か悩む孫権に対し、
孫策が残した「国外のことは周瑜に」との遺言を思い出させた。